農業の機械化について 8
今回は、技能認定について。
地域の機械化農業の担い手として、農業機械利用技能者の養成と定着がきわめて重要です。
そのため、農業機械利用技能者認定育成事業を46年度から実施しています。
56年度末までに、43道府県において約4万人の農業機械士が誕生し、道府県単位に農業機械士会が結成されるなど、地域への定着化、組織化の動きがみられます。
農作業事故による死亡者数は、50年以降減少傾向にあるものの、54年で366人でした。
うち農業機械・施設によるものが約213、240人前後を占めています。
機種別には乗用型トラクター、歩行型トラクター及びトレーラーの3機種によるものが、この大半を占めているのです。
これら農作業事故を防止するため、農業者に対する安全啓蒙として、40年度以降都道府県の行う安全講習会の開催、安全月間の設定、労災保険への加入の促進等の指導、広報活動について助成を行ってきています。
さらに57年度からは、農業機械化対策推進事業の一環として農業者に対する啓蒙活動を一層強化するため、市町村が行う農作業安全指針の策定や農作業安全巡回指導、老・婦人安全講習会、農業機械安全点検の実施に対し助成を開始しています。