農業の機械化について 6
近年の農業機械の普及の進展に伴う過剰投資を回避しつつ、生産性の向上を図るため、農業機械・施設の組織的利用を推進しています。
特に、農協等が中心となって広域的に農作業の受委託のあっせん等を行う農業機械銀行方式の普及を積極的に推進しています。
農業機械銀行方式については、47年度から国の助成が開始されましたが、その多くは農協の営農指導活動の一環として推進体制の整備が図られています。
助成が終了した後にも、着実な活動が続けられているのです。
農業機械銀行方式の実施は、
1)受託作業の集積による受託者の経営規模の実質的な拡大
2)委託者の基幹的な農業機械作業を肩代りすることによる地域全体の農業生産力の底支え
3)農業生産の中核的な担い手としての受託者集団の形成等
・・・これらによって、実施地域での高性能な農業機械を駆使した生産性の高い農業生産の確立に大きな役割を果たしています。
また、規模の小さい農家での個人利用から組織的利用への誘導等農業機械の効率利用においても、重要な役割を果たしているのです。
このため、農業機械銀行方式の普及・定着は、農用地利用増進事業の一環として行われている農作業受委託促進事業の中核をなす事業としても重要な位置付けを持っています。