ヨーロッパ史!「ギリシア都市国家」その3
アテネはペルシア戦争中から急速に力をつけ、前478年頃にはデロス同盟という対ペルシア攻守同盟を結成してその盟主の座につきました。
前者が戦時にのみスパルタに全軍の指揮権を委ねるという緩やかなものだったのに対して、後者はアテネへの貢租の支払いなど半ば隷属を強いるもの。
これにスパルタが脅威を覚えたのは言うまでもありません。
両雄、両同盟の衝突はもはや避けられるものではなかった。
前431年に勃発したペロポネソス戦争は、前404年にスパルタの勝利のうちに終結するが、スパルタが降伏したアテネに対し寛大な処置で臨んだことから、アテネは急速に国力を回復させる。
前377年アテネは新たな同盟(第2アテネ海上同盟)を設立するが、先の轍を踏まぬよう、加盟国の自由・自治の承認、駐留軍・貢租徴収の禁止など、そこには細心の注意が払れていました。